presentation

プレゼンテーションを作るための知識が何もない状態だと、資料を作るときに何から手を付ければよいかわからないと思います。

今回は、パワーポイントでプレゼン資料を作るときに、これだけは最低限覚えておきたい設定をピックアップしてみました。

ちなみに、パワーポイントは2013年のものです。

パワーポイントで最低限しておきたい設定4つ

スライドマスターを使う

まず、スライドの作成を行う前にスライドマスターの設定をしておきましょう。

元から存在するテーマを使用するときは別にいいのですが、自分で一からスライドを作るときは絶対に必要です。

また、元からあるテーマはあまり良いものがないので、慣れてきたらテーマは自分で作ることをおすすめします。

スライドマスターは、「表示」タブの「スライドマスター」から表示できます。

ここでフォントやレイアウトの設定を行えば、全てのスライドで適用されます。

スライドのサイズを指定する

発表する環境がわかっている場合、スライドのサイズを指定しておくとよいでしょう。

スライドのサイズというのは、画面比のことで

  1. 標準(4:3)
  2. ワイド画面(16:9)

から選べます。

グリッド線やガイドを表示する

要素をレイアウトするときに、グリッド線やガイドがあるとやりやすいです。

ただ、パワーポイントのグリッド線は正直使いにくいのですが、無いよりはマシだと思います。

「表示」タブの「グリッド線」「ガイド」にチェックを入れると使えます。

見やすいフォントを使う

多くのスライドでは「MSゴシック」、つまり標準のフォントが使われていますが、見にくいので変えましょう。

「スライドマスター」の「フォント」、「フォントのカスタマイズ」から設定できます。

特にこだわりがない場合はメイリオでいいと思います。

ただ、この時英字フォントはメイリオではなくSegoe UIやCalibriなどの英字フォントを設定します。

なぜなら、英字に日本語フォントを使用すると文字幅がでたらめになるからです。

細かいことかもしれませんが、ぜひ設定しておきましょう。

これだけでもだいぶ見た目が良くなる!?

これだけだと、実際のスライドで変わるのはフォントだけなのですが、フォントだけでも見栄えはだいぶ良くなります。

白地に黒文字のデザインは手抜き感が満載ですが、下手に色を付けると見た目的に取り返しのつかないことになったりもします。

そこで、今回は白地に黒文字のデザインで、フォントをメイリオにするという至極シンプルな設定をご紹介しました。

ただ、スライドを作るときにグリット線などが表示されるようになったので、自分で要素を配置するときのレイアウトもこれまでより良くなるかもしれません。