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何事でもそうですが、インプットをする時間を増やすよりもアウトプットをする時間を増やしたほうがうまくいくことが多いです。

アウトプットを中心に据えると、スキルアップのスピードが大きく変わるという話という記事を読んで、やっぱりアウトプットすることって大切だなぁーと改めて思いました。

では、なぜアウトプットすると成功できるのか、具体的に考えてみようかと思います。

アウトプットが大切な理由

無駄を減らせる

フリーランスでゲーム開発を行っているYさんは、「プログラミングスキルをあげるためには?」という質問に対し、「まずは何かソフトを創ること」と答えている。「本を買って勉強したり、学校に通ったりすることも悪くないが、それ以上にスキルを高めるのは、なにかプロダクトをつくり上げる時だ」と、言い切る。

これは、自分にとっては耳が痛い話なのですが・・・。

最初に作りたいものを決めてしまって、あまり知識がない状態でも製作を始めると、わからなくなった段階で知識を入れれば良いので、無駄な知識をつけなくてすみます。

対して、本を読むなどインプットを中心とする場合、知識はつくかもしれませんがそれで何かを作れるようになるか?といわれると疑問です。

トライ&エラーでもいいので、とにかく作ってみる姿勢が大切だと思います。

目標が分かる

1年でTOEICを400点台から800点台まで高めた、ある大企業の経営企画のEさんは、どう勉強したのか?という質問に対し「とりあえずTOEICを受けてみました。問題の内容や、回答の方法、試験の雰囲気などがわかったので、あとはTOEICの模試などを買って、受けまくりましたね。単語や文法などは後から覚えにくいところだけやりました」と言う。

これに関しては自分も実践しているのでよく分かるのですが、資格試験や受験勉強などでは目標達成までの手順を逆算して考えるとうまくいくことが多いです。

例えば、大学に合格するためには入試を受け、合格点を取らないといけません。そのためには、過去問を利用してまず「どのような問題がでるのか」を把握するのが重要だと思うんですよね。

しかし、一般的に過去問って基礎固めや問題集を終えた後、最後にやるものっていう認識が強い気がするので、とてももったいないです。

過去問をやるのは、その資格試験や受験勉強を始める一番最初の段階でやるべきだと思います。

わからないのは当たり前なので、過去問を通して

  • どういった問題が出るか?選択式か?記述か?
  • どの範囲から出るか?広く浅く勉強すべきか?深く狭く勉強すべきか?
  • 時間はどうか?余裕があるか?見直しの時間はあるか?

などを研究するといいでしょう。

独自の経験として蓄積できる

アウトプットすると、インプットでは得られない「オリジナルの経験」が得られると思うんですよね。

先ほどの例で言えば、プログラミングでソフトを作る場合、自分で試行錯誤しながら作ったものは他の誰のものでもない「オリジナルのもの」であって、たとえどんなに悪い出来でも、他の人が作ったことのない「何か」です。

https://wayswebhack.com/9hours-stamp/

そして、それはインプットからは決して得ることができない自分だけの経験となります。

これこそが、アウトプットすることの一番の強みだと思います。

モノを作ることにしても、問題を解くことにしても、そのプロセスは絶対に他の人と同じになることはありません。

試行錯誤していく中で、独自の経験を蓄積していけば次にそれをやるときに頭が勝手に最適化してうまくなっていくのだと思います。

評価してもらえる

アウトプットすることによって、世の中に自分の作品を公開したりすると、それを他の人が見てくれます。

そして、その結果フィードバックが得られるので、さらに上達するきっかけになります。

今は自分が作ったり、努力した功績を簡単にシェアできる仕組みがあるので、アウトプットしたことはどんどん見せていくべきだと思います。

さいごに

インプットとアウトプットの関係に関しては、こんなマンガが有名かもしれません。

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この漫画でいう「するひと君」は、めちゃくちゃ絵を書きまくった=アウトプットしまくったからこそ絵がうまくなりました。

アウトプット重視でやると成功するいい例ですね・・・。自分もがんばろう。。