PHPでフレームワークを学ぶことのメリット・デメリット
自分は今、純粋なPHPを勉強していこうと思っているのですが、フレームワークも勉強するべきなのかと少し悩んでいます。
そこで今回は、整理がてら素のPHPとPHPのフレームワークを学ぶことのメリット・デメリットについて、自分なりに今ある知識で考えていこうと思います。
PHPのフレームワークについて
まずはフレームワークから。
PHPのフレームワークといっても色いろあると思いますが、自分が学ぶとしたらCakePHPにする予定です。
CakePHPは他のフレームワークと比べて情報が多いような気がするので、一番やりやすいかと。
PHPでフレームワークを学ぶメリット
一番のメリットは「高速開発ができる」ということだと思います。
素のPHPで書くと時間がかかるものでも、フレームワークを使えばすぐに出来てしまうそうです。
また、これはCakePHPに関してのことかもしれませんが、コードを書くにあたって規約が厳格に示されているので、共同開発が行いやすそうな気がします。
PHPでフレームワークを学ぶデメリット
フレームワークを学ぶことのデメリットは、学習コストがかかることではないでしょうか。
素のPHPをしっかり学んだとしても、すぐにフレームワークを使いこなせるかというとそういうわけでもないと思います。
また、元となるプログラミング言語をしっかり学んでいない状態でフレームワークに手を付けるのも不安な気がします。内部構造をきちんと分かってからのほうが、より深いフレームワークの理解につながると思います。
素のPHPについて
素のPHPを学ぶことのメリット
素のPHPを学ぶメリットとしては、その言語について純粋に詳しくなれることだと思います。
プログラミング言語は1つ完璧にしておくとほかの言語の応用が効くらしいので、今のうちに自分が自身を持って使える言語を1つは持っておきたいな、と。
あと、普通に情報量が多くて勉強しやすいというメリットもあります。
素のPHPを学ぶことのデメリット
素のPHPを学ぶことのデメリットは、PHPのフレームワークを学ばないデメリット、と言い換えることができるかもしれません。
今は高速な開発が求められているらしいので、PHPを素で書いていると遅いかも?
また、仮に素のPHPをきちんと学んでも、実際に使うのがPHPのフレームワークばかりだともったいない気がします。
現場ではどのようにPHPが使われているか、またPHPを学ぶ人がどのような目的でPHPを学ぼうとしているのかにもよりますが・・・。
さいごに
両者のメリット・デメリットについて整理してみましたが、やはりPHPに限らずプログラミング言語の初心者がフレームワークを学ぶべきではないという声もあります。
今すぐ辞めて欲しい、「Ruby on Rails勉強してます」「CakePHP勉強してます」
この記事では主にRailsについて言及していますが、本質は同じだと思います。
自分もフレームワークは便利だけど、最初は普通のプログラミング言語を学ぶべきではないか?と感じます。
今後、フレームワークを活用していく機会もでてくるかもしれませんが、今は素のPHPを勉強していくことにします。